徹底解説!福祉・介護業界のフォーマル・インフォーマルとは?

こんにちは、台風で自宅アパートの窓割れたよヨシノです。もうほんとびっくりしましたが、全国各地でも被害が少なからずあるようで心配ですな。

さて、自分がこの業界に飛び込んでみて知らなかった専門用語を自分なりに解説してみます。

介護業界でフォーマル・インフォーマルってよく聞くけどどういう意味?

徹底解説!福祉・介護業界のフォーマル・インフォーマルとは?
入職してから初めて「フォーマルサービス」「インフォーマルサービス」という言葉を知りました。あまり介護や医療の業界に関わりが少ない方だと知らない方も多いと思います。インフォーマルサービスといったり、インフォーマルケアと言ったりもするみたいですね。

言葉の意味だけ直訳するとフォーマル=公式・インフォーマル=非公式という意味ですが、介護や医療の業界ではちょっと違う使われ方をしています。

フォーマルケアとは

公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援のことで、具体的には、介護保険(介護予防)サービス、介護保険外の行政サービス、医療・保健サービス、地域包括支援センターや社会福祉協議会の支援、非営利団体(NPO)などの制度に基づくサービスなどが挙げられます。
介護情報サービスかながわより引用

インフォーマルケアとは

公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援(フォーマルサービス)以外の支援のことです。
具体的には、家族、近隣、友人、民生委員、ボランティア、非営利団体(NPO)などの制度に基づかない援助などが挙げられます。
介護情報サービスかながわより引用

ちなみに先日ご紹介した介護保険外サービスとか家事代行サービスなんかもインフォーマルサービスに含まれます。

今後成長が見込まれる「介護保険外サービス」とは?介護保険サービスとの違い
こんにちは、ヨシノでございます。 今回は今月上旬に日経の一面に記事が出たサービスのお話。自分で調べててあまりに情報が少ないので、まとめ...

フォーマルサービス・インフォーマルサービスの特徴・違い

徹底解説!福祉・介護業界のフォーマル・インフォーマルとは?
色々調べてるうちにそれぞれ特徴や違いがあるな、と思ったのでまとめてみます。

フォーマルサービス特徴

  • 公的なサービスなので長期的な継続が可能
  • サービスの制限があり、幅が狭い(必要最低限のサービス)
  • 制度が確立しており、柔軟性に欠ける(ことが多い)
  • 公的な援助が得られるため、利用料金が安価(なことが多い)

インフォーマルサービス特徴

  • 柔軟で幅の広いサービス
  • 制度が確立されておらず、継続性が不透明
  • サービスによってはフォーマルサービスと比べ高価(なことがある)

インフォーマルサービス(ケア)については幅広いですし、ご家族からのケアは費用かからないけど、家事代行なんかは費用が高めなこともあったりして、一概には「こう!」とは言えませんが、サービスの幅が広い分、無償サービスはサービスの継続が確約されないことが多いし、サービスの継続が確約されたら利用料が高額…というケースが多いようです。

まとめ:それぞれのメリット・デメリットを知り、上手に活用しよう

徹底解説!福祉・介護業界のフォーマル・インフォーマルとは?

インフォーマルサービスの情報は地域包括センターやケアマネさんが持ってることが多いので、気軽に相談してみるといいかも


生活に支援が必要になった時のために、フォーマルサービス以外にも選択肢があるということを知っていることが重要なのではないかなと思います。

当法人の協力会社で、介護保険外サービスを提供している企業があるのですが、その担当者さんから聞いたエピソードが素敵だったのでご紹介。

要介護認定を受けずに生活していたA様の実例(独居・70代)

年齢を重ねるうちに日々の支援が必要になってきて介護保険外サービスの利用についてお問合せいただきました。その際担当者が要介護認定の制度もご紹介し、要介護認定がおりてサービスが開始するまでの間、介護保険外サービスを契約されました。
無事に要介護認定がおり、サービス解約になるかと思ったら「介護保険サービスは生活の支援として必要だが、散歩したり、介護保険外サービス会社のスタッフとの会話が楽しいから介護保険外サービスは継続する」とのこと。巧くフォーマルとインフォーマルサービスが融合した事例といえます。

ちなみに介護情報サービスかながわホームページにこんな記載がありました。

本人の潜在能力にも注目し、ケアプラン(居宅サービス計画)にフォーマルサービスだけではなく、インフォーマルサービスとしての利用者本人や家族、地域などの取り組みや支援を取り入れていくことが望まれています。
最近では住み慣れた地域でその方らしい自立した生活を継続していくために、地域包括ケアという視点に立ち、ますますインフォーマルサービスの重要性と、フォーマルサービスとの連携の必要性が増すといわれています。
介護情報サービスかながわより引用

支援が必要になったとき、確かに継続性が不透明なインフォーマルサービスとの連携はリスクも考えられますし、費用を抑えたいということもあると思うので、どうしても介護保険サービスだけで完結させてしまう事も多いのかもしれません。

ただご利用者自身もケアマネジャーも何が一番ベストなのかを考え、その方の心身ともに充足した生活のため、情報収集しながら巧くフォーマル・インフォーマルを使い分けていくことが今後ますます必要になってくるのではないでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする