徹底解説!訪問介護&夜間対応型訪問介護&定期巡回・随時対応サービスの特徴

こんにちは、ヨシノでございます。

さて、先日広報誌を作る関係でケアマネジャー、サービス提供責任者、看護師、ヘルパー、オペレーターと在宅サービスを支える様々な職種の方の座談会を行いました。その時にここぞとばかりに色々質問させていただいたので、それを自分なりにまとめてみようと思います。

訪問介護&夜間対応型訪問介護&定期巡回・随時対応サービスって何がどう違う?

徹底解説!訪問介護&夜間対応型訪問介護&定期巡回・随時対応サービスの特徴
ご利用者の自宅に訪問して生活援助や身体介護を行うサービスっていくつかありますが、それぞれのサービスが被っている部分があったりして、どれが自分のニーズにあうサービスなのかなかなか判り難いですよね。

代表的な自宅での生活援助・身体介護を行うサービス

  • 訪問介護
  • 夜間対応型訪問介護
  • 定期巡回・随時対応訪問介護看護(以下略して定期巡回・随時対応サービスとします)

小規模多機能型居宅介護は通いサービスが中心なので、今回は割愛。

勿論名前を見ただけでは、わかりません。厚生労働省によるとそれぞれのサービスの概要は下記の通りです。

訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問し、食事・排泄・入浴などの介護(身体介護)や、掃除・洗濯・買い物・調理などの生活の支援(生活援助)をします。通院などを目的とした乗車・移送・降車の介助サービスを提供する事業所もあります。

夜間対応型訪問介護

夜間対応型訪問介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を、24時間安心して送ることができるよう、夜間帯に訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問します。「定期巡回」と「随時対応」の2種類のサービスがあります。

定期巡回・随時対応サービス

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、定期的な巡回や随時通報への対応など、利用者の心身の状況に応じて、24時間365日必要なサービスを必要なタイミングで柔軟に提供します。また、サービスの提供にあたっては、訪問介護員だけでなく看護師なども連携しているため、介護と看護の一体的なサービス提供を受けることもできます。

全て厚生労働省ホームページより引用

なるほどわからん!というわけで、自分なりにわかりやすくまとめてみたいと思います。

それぞれのサービスの違い・特徴

1.サービス提供時間帯

定期巡回・随時対応サービス
訪問看護と夜間対応型訪問介護の時間帯は若干前後するようですが、訪問介護は日中、夜間対応型訪問介護は夜間帯なのは変わりません。

※夜間対応型訪問介護は特定の加算をつけると、24時間対応になるようです。

2.サービスの内容

訪問介護

  • 1回につき20分以上(1~2時間が多いようです)を基本にし、身体介護や生活援助と組み合わせて、サービスを提供する滞在型
  • 週数回の利用が多い
  • 緊急時には加算が必要になりますが可能。ただし1回訪問すると、その後2時間空けなければ再度訪問できません。

夜間対応型訪問介護

  • 定期巡回」「随時対応」の2種類のサービスがある
  • 定期巡回」は夜間帯のみ。30分程度を基本にし、訪問介護サービスを提供する
  • 随時対応」はご利用者・ご家族からの通報により対応するサービス*

*24時間通報対応加算で24時間対応可能

夜間対応型訪問介護の随時対応は車の保険会社のコールセンターを思い描いてもらえれば分かり易いかもしれません。何か、問題が起きた時にオペレーターと連絡がとれ状況に応じて、職員が駆けつけてくれるサービスです。

定期巡回・随時対応サービス

  • 定期巡回」「随時対応」の2種類のサービスがある
  • 定期巡回」は1日複数回で訪問介護・訪問看護サービスを提供する巡回型
  • 随時対応」はご利用者・ご家族からの通報により対応するサービス(24時間対応)
  • 看護師が概ね月に1回、アセスメント訪問を行います。(※月1回のアセスメントだけなら、医師の指示書は不要。)看護の視点も入り、適切なケアに繋げる事に役立ちます。
  • 1日複数回、毎日利用のケースが多い

定期巡回・随時対応サービスは訪問看護サービスが訪問介護と一体的に提供されるのが特徴です。

3.サービス料金

訪問介護
サービス提供回数・時間によって料金が決まる。(つまり使えば使うだけお金がかかります)
夜間対応型訪問介護
オペレーションサービス(緊急時に通報、相談)は定額制だが、随時訪問した際の料金は1回訪問につき料金が発生する。(同じく使えば使うだけお金がかかる)
定期巡回・随時対応サービス
完全定額制。

それぞれのサービスに向いている方

訪問介護

  • 排泄介助・入浴介助・体位交換などの身体介護が必要
  • 通院などの必要な外出の付添いをして欲しい
  • 家事(掃除・洗濯・調理・買い物など)を手伝って欲しい

POINT:1回につき1~2時間程度、週数回の利用で、他のサービスとも併用したい方におすすめ

夜間対応型訪問介護

  • もしもの時に連絡・相談できる存在が必要な方
  • 夜間帯に定期的にケアが必要な方

POINT:転倒、排泄介助、体調の変化などいざという時に対応してくれる存在が欲しい方におすすめ。もちろん訪問介護との併用も可能!

定期巡回・随時対応サービス

  • 退院・退所後、住み慣れた自宅で安心してすごしたい方
  • 独居、日中独居、高齢者世帯等、または家族の介護が難しい方
  • 認知症の為、ご自宅の生活に不安がある方
  • 閉じこもり傾向のある方
  • 離れて暮らすご家族が不安を抱えている
  • 自宅で最期まで暮らしたい方
  • 入所できる施設を探しており、それまでに在宅で看る体制が必要な方
  • 疾患があり、柔軟なサービスの変更が必要な方

POINT:一日複数回のケアが必要な方は断然おすすめ。施設しかない…と思っている方も自宅での生活を継続できます。

まとめ:しっかり理解できればうまく使い分けができそうな訪問介護サービス

徹底解説!訪問介護&夜間対応型訪問介護&定期巡回・随時対応サービスの特徴
一見判り難いように見えて、実はそれぞれの特徴がわかってくると、様々なニーズに対応できるように考えられた必要なサービスなんだなーと改めて思います。

様々なサービスがあるので、ご自身のニーズや解決したいことを踏まえた上で、ケアマネジャーや地域包括支援センターなどに相談しながら最適なサービスを選ぶことが大切ですね。

そして私たち事業所の職員もご利用者お一人お一人にあったサービスをご提供できるよう、日進月歩の福祉サービスへの理解を深めていかねばなりません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする